109シネマに行ってきた
新宿歌舞伎町タワー支店では
3週連続でクリストファーノーラン作品を上映しているみたい
いいところからどんどん列挙していく
まず音
音質が良かった
低音、中音、高音どれも素晴らしかった
詳しいことはよくわかんないんだけど、音質マニアでは無いので
ただ映画観てて、派手な爆破シーン、爆音シーンでありがちな、ツンとする、音が割れてる感覚が無い
実際爆弾が爆発する光景とか音聞いたことないけど
高音も低音も全く嫌味がない
音の再現レンジが広い
35mmフィルムでの上映だった
それがすごく良かった
デメリットは、ノイズがまあまああること
画に黒い点々が入り込むし、音にも多少ノイズが入る
メリットはレンジが広いこと
際限できる、色数、音数が広いこと
CDでなくアナログレコードを聴いている感覚
フィルムの質良いんだなと実感できたし
スピーカーが最高品質だった
作品の後半は夢に潜入していく
夢の中で外敵から追われる状況が続いていく緊張感のなかでのBGMが効果的だった
ずっと、緊張感が張り詰めていた
画はオレンジの色数が素晴らしく感じた
夢のなかで、コブとモーがいて夕陽が当たるシーンでは、ノスタルジックさや意識の中の光景として、ややぼやけたように夕陽があたりながら、顔のアップのシーンがあって
とても心地良く表現されていた
シートも素晴らしい
シート間の距離もしっかりあるので疲れないでゆったり座って居られる
物理的にストレスがなく映画に集中できた
上映までの一時間はロビーでゆっくりいられた
ポップコーンとペプシを無心で食べていたらあっという間に入場の時間まで過ごせた
何にもしなくてもいいくらい、ぼーとする時間って心地良かった
新宿歌舞伎町のビル街は眺めていて面白かった。
ビルの屋上は室外機とかボイラー?とかがゴチャゴチャあって構造物として観察してて面白いんだよな。
空港に降り立ち映画の落ちのシーンが近づき、
徐々にこちらも現実にかえらないといけないと気付かされる
作品が終わったときのエンドロールのサウンドも素晴らしい、ずっとこのシートで音響を楽しんでいたい、名残惜しさを感じつつ余韻を楽しむ
シアターから出て、エスカレーターで地上に降りる時にガラス窓の向こうに新宿のビル街の風景が見えると
現実に帰ってきたことを実感する
東京の景色がとても美しく感じられた
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